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    発熱外来を終えて

    こんばんは。

    8/13の当番医を終えました。

    ネット受付を導入し、9時受付開始から1時間で予約患者さんが100人を超え、お昼の時点で残念ながら受付希望の患者さんをお断りする事態に陥りました。

    体調不良でありながら受診できずにお困りの患者様も大勢いらっしゃったと存じます。

    本当に申し訳ありませんでした。

    また車の中で1時間以上もお待たせすることも多かったのですが、どなたも苦情を訴えられることもなく

    「頑張ってね」と励ましの言葉をいただくこともありました。

    本当に励みになりました。ありがとうございました。

     

    8/14、15とまだお盆休みは続きます。

    発熱でお困りの方は当番医にご相談されることもあると思いますが、市販薬の活用もご検討ください。

     

    2019年新型コロナウイルス感染症が発生し、解熱剤に対するさまざまな情報が錯綜しましたが、

    当初は「ロキソニンはだめ」、「イブプロフェンはだめ」などの噂はありましたが、

    現在市販薬の解熱剤や咳止めなど新型コロナウイルスと相性の悪いとされる市販薬はありません。

    ご心配な方は、過去にコロナ以外でも使用して問題なかった市販薬をご使用ください。

     

    また福岡県は

    ①小学4年生以上40歳未満の②ワクチン2回接種された③基礎疾患のない④福岡県民に対して無料の抗原検査キットを配布しています。(8/31まで)

    https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/agkit.html

    ぜひご活用ください。

    2022.08.14

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    コロナ以外のワクチンについて

    現在新型コロナウイルスの急激な感染拡大によって日本はパニックになっています。
    現時点では人類が新型コロナウイルスを克服する上でコロナワクチンは切り離せないものとなるでしょう。
    もちろんワクチンに対する個人の考え方は尊重されるべきで強制すべきものではありませんが、もしコロナワクチン接種をご希望の方はまずはコロナワクチンの接種のスケジュールを優先させてください。
    (当院を含め、太宰府、筑紫地区ではクリニックでの接種は今のところ認められておらず、大規模会場での接種のみとなります)
    今後数年はコロナウイルスとの戦いは続くと思われますが、実は数年前に福岡でも麻疹の流行騒ぎがありました。もし今麻疹が流行したら医療崩壊は免れないと考えられます。
    コロナワクチンを摂取した上で他のウイルスに対する免疫もしっかりと考えてみてください。
     
    肺炎球菌ワクチン;肺炎の原因菌として最も多い肺炎球菌を防ぐためのワクチンです。乳幼児とご高齢の方(65歳以上の方、60~65歳で心肺や免疫機能に障害のある方)は公的な接種対象になっています。
    その他、糖尿病や腎不全、肝機能障害のある方なども検討されたほうがよいケースがあります。特にご高齢の方の場合、免疫力の低下とともに感染しやすいだけでなく、発症によって重症化するリスクも高まります。補助制度等も含めて詳しくはお問い合わせください。
     
    麻疹ワクチン;麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんの予防接種が最も有効な予防法といえます。定期接種の対象者だけではなく、医療・教育関係者や海外渡航を計画している成人も、麻しんの罹患歴がなく、2回の予防接種歴が明らかでない場合は予防接種を検討してください。(ご不明な方はまず抗体検査を受けてみることもいいでしょう)
     
    風疹ワクチン;風しん予防のためには、予防接種が最も有効な方法といえます。予防接種法に基づく定期の予防接種については、2回の接種をそれぞれ95%以上の人に受けていただくことを目標としていますが、医療・教育関係者や海外渡航を計画している成人も、風しんのり患歴や予防接種歴が明らかでない場合は予防接種を検討してください。
    風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの女性が風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)子どもが出生することがあります。(妊娠1ヶ月でかかった場合50%以上、妊娠2ヶ月の場合は35%などとされています)。
    太宰府市では令和4年2月28日までの期間に限り、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日に生まれた男性が、国が定める風しんの定期予防接種の対象者として追加されました。
    この世代は、風しんの公的な予防接種を受ける機会がなかった世代であり、抗体保有率が女性や他世代より低くなっています。
     
    まずは、風しんへの抵抗力を確認するため、抗体検査を受けてみるのもよいでしょう。
     

    2021.08.19

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    口マスクをしましょう。

    こんにちは、ようやく長い梅雨が明けそうです。

    少しほっとしますね。

    今年は人吉から避難されてきた方の受診もあり、胸が苦しくなる梅雨でした。

    しかし梅雨明けと同時に暑い夏がやってきますので熱中症が心配になります。

    マスクをした状態では、呼吸による体温調節が難しくなり、またマスクによる加湿機能のおかげで口渇感が鈍るため、熱中症になりやすくなると思われます。

    そこで夏場は口マスクをお勧めします。呼吸は鼻で行い、会話での飛沫予防として、口をマスクで覆ってください。咳やくしゃみが出そうなときは鼻と口をマスクで覆うようにしましょう。

    感染のリスクをゼロにすることは困難です。最近の情報ではコロナウイルスは接触感染、飛沫感染に加え、空気感染するとありますが、

    リスクは接触感染>飛沫感染>>>空気感染と考えられます。それらを踏まえて上手に生活していきましょう。

    2020.07.27

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    麻疹注意報!!

    超久しぶりの更新です。

    自分のHPにブログ機能があることすら忘れていました。申し訳ありません。

     

    今回は麻疹(はしか)について重要なお知らせがあります。
    現在、筑紫地区ではしかが流行しつつあります。
    麻疹は非常に感染力が強く、インフルエンザの数〜10数倍とも言われています。同じ施設の中にいるだけで感染してしまうこともあります。「自分が麻疹かもしれない」と思われた方は医療機関に直接お越しになるのではなく、まずは医療機関に電話でご相談ください。

    こんな人は麻疹かも?
    ・発熱と同時に発疹(ブツブツ)が出現した方
    ・はしかの方と接触があった方

    麻疹かもと思われた方は、直接来院されず、まずはお電話でご相談ください。もしも直接来院された場合、該当者は車の中で待機して頂く場合がございますが、ご了承ください。

    麻疹は特効薬がございません。ワクチンで予防するものとなります。
    日本では1978年に麻疹ワクチンの予防接種が義務化されましたが、当初は1回接種のみでした。しかし抗体定着には1回では不十分で、2回の予防接種が必要ということが分かり、1990年からは、2回の予防接種が義務化となりました。つまり1977年から1990生まれ(20代後半〜40代前半)の世代は1回しか接種を受けていない世代です。

    現在近隣で麻疹を罹患された方は1回世代が多いようです。なぜワクチン0回は感染しないの?という疑問が生まれますが、45歳以上のほとんどの方は、幼い時に感染、克服され、超強力な抗体を持っているためと推測されます。

    簡単にまとめると…
      1~25歳 ・・・麻疹予防接種2回義務世代   ほぼ抗体有り
      26~44歳・・・麻疹予防接種1回義務世代   抗体無〜弱
      45歳以上 ・・・麻疹予防接種無し世代    ほぼ強力抗体有り

    今一度ご自分やお子様のワクチン接種歴を確認しましょう。なおワクチンは予約制ですので、接種希望の方は必ずお電話でご予約ください。また麻疹単独ワクチンは今現在手に入りませんのでMRワクチン(当院で10,800円税込)のみとなります。接種前1か月、接種後2か月の避妊が必要となります。当然、妊婦さんは接種できません。ご理解とご協力のほどお願い申し上げます。

    2018.05.23

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    あけましておめでとうございます。

    あけましておめでとうございます。

    昨年は大変お世話になりました。

     

    昨年10月に「おにつかクリニック」を開院し、あっという間に3ヶ月がたちましたが、

    お蔭様でこうして無事に新年を迎えることができました。

    まだまだ初めてのことばかりで皆様に御迷惑をおかけするかと思いますが、よろしくお願いします。

    とにかく楽しい診察が好きですので、おつきあい願えればと思います。

     

    皆様にとって笑顔の多い福多き年になりますように!

    2017.01.04